一才柚子を育てたのに香りが弱い…柚子風呂で感じた違和感
2026-01-21
庭で育てていた一才柚子を、冬至が近づいた頃に収穫した。鉢植えで育てていた木から6個ほど採れ、半分に切って湯船に入れた。湯気が立ち上る中、期待していた柚子の香りがほとんど感じられなかった。お湯は温かいのに、浴室に広がるはずの爽やかな匂いが弱く、拍子抜けした。手で実を揉んでみても、印象は変わらなかった。
正直、がっかりした。せっかく何年も世話をしてきたのに、柚子風呂らしさがない。以前、本柚子で入ったときの強い香りを思い出し、比べてしまった。香りがない分、ただ酸っぱい果実を入れているような気分になり、少し虚しかった。
当時は「柚子ならどれも同じ」と思い込んでいた。一才柚子は実がなりやすく、育てやすいという印象だけで選んでいた。香りが皮の部分に集中していることや、品種による差まで考えていなかった。切って入れれば香るはず、という単純な発想だった。
今思えば、用途を考えて品種を選ぶべきだった。柚子風呂や香りを楽しみたいなら、本柚子の方が向いていたのかもしれない。量よりも質を重視する視点が欠けていた。育てやすさだけで決めた結果、期待とのズレが生まれた。
湯船に浮かぶ柚子を眺めながら、選び方を間違えたな、と独り言をつぶやいた夜だった。
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