マリーゴールドが猛暑で一晩で枯れた話 水やりを1日飛ばしただけだったのに
正直、こんなことでダメになるとは思ってなかった。マリーゴールドって丈夫で、多少放っておいても平気、そんなイメージがずっとあった。だから西日本の真夏、夕方に少し元気がないなと思いながらも、昨日は水やりをしなかった。それだけだった。翌朝、鉢を見た瞬間、言葉が出なかった。葉はしおれ、触ると紙みたいにカサカサで、花も色が抜けたようになっていた。ああ、やってしまった、という独り言が自然に出た。
育てていたのはホームセンターで買ったマリーゴールドの苗で、ベランダの鉢植え。直射日光は強いけど、風通しは悪くない場所だった。7月後半、連日35度近い日が続いていて、鉢の土は夕方にはかなり熱を持っていたと思う。それでも今までは朝夕の水やりで何とか保っていた。でもその日は仕事で帰りが遅くなり、まあ明日でいいか、と軽く考えてしまった。その判断が全部だった。
今思えば、猛暑と鉢植えという条件が重なっていた。地植えならまだしも、鉢は水分も温度も一気に変わる。毎日水をやっていたから大丈夫だろう、という変な安心感もあった。葉が少し垂れていたのも、暑いから一時的なものだと思い込んでいた。土の中がどれだけ乾いていたか、鉢の底からの熱がどれだけ逃げなかったか、当時は全然考えていなかった。
後から考えると、置き場所を変えるとか、日中だけでも日陰にずらすとか、できることはいくつもあった。水やりも、朝だけでなく夕方の様子を見て追加する判断もできたはずだ。種まきし直すかどうか迷いながら、枯れた株を片付けたときの虚しさは今も残っている。
丈夫だと思っていた花を、自分の油断でダメにした後悔は地味に重い。マリーゴールドに限らず、昔の感覚のまま育てていた自分が甘かったんだと思う。暑さは昔と同じじゃない。それを実感した、かなり苦い失敗だった。
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