園芸の失敗談データベース
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収穫後のニンニクがスカスカになる原因がわからなかった 根切りと保存場所を甘く見て後悔した話

2026-01-24

6月中旬、梅雨入り直前にニンニクを収穫した。晴れ間を狙って掘り上げ、土を軽く落として、いつものように根をハサミで切った。場所は関西の庭で、例年と同じやり方だったから特に疑問はなかった。そのまま軒下に吊るして乾燥させ、風も通るし大丈夫だろうと安心していた。最初の数週間は見た目も良く、白い皮がきれいで達成感もあった。

ところが秋が近づく頃、保存していたニンニクを手に取ると、妙に軽い。剥いてみると中が粉っぽく、スカスカになって消えているものもあった。なんでだ?と頭が真っ白になった。根を切ったところから雑菌が入ったのか、それとも自分の保存方法が悪かったのか、答えが出ないまま落ち込んだ。

そのときのショックは大きかった。時間をかけて育てて、収穫した喜びもあったのに、最後で台無しにした気分だった。軒下を見上げるたびに、あの判断は正しかったのか、と自分を責める。虫の存在なんて考えもしなかったから、被害に気づけなかった自分が情けなかった。

後から思えば、根元に小さな穴が開いていたものもあったし、虫が入りやすい環境だったのかもしれない。当時は、病気か保存中の乾燥不足だと思い込んでいて、虫害という発想にたどり着けなかった。

今なら、風通しだけでなく、場所そのものを見直すと思う。軒下は便利だけど、虫が寄る可能性も高い。網戸付きの物置や屋内で干すという選択肢を、あのとき知っていれば結果は違ったかもしれない。根切りだけに原因を求めていた視野の狭さが、一番の失敗だった。



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