収穫を遅らせたら中が茶色く水っぽくなった ニンニクの試し掘りをしなかった後悔
2026-01-24
その年は春先から気温の変動が激しく、4月には30度近い日もあった。ニンニクはまだ大丈夫だろうと思い、収穫を一週間ほど遅らせた。場所は神奈川の畑で、土はやや重め。地上部が少し枯れ始めていたが、忙しさもあって様子見を続けてしまった。梅雨前で湿気も高く、朝掘ると土が手にまとわりつく感じがあった。
掘り上げてみると、外見は普通なのに、剥くと中が薄茶色で水が染みたようになっていた。あ、やってしまった…と声が出た。もっと早く試し掘りしていれば、こんな状態になる前に収穫できたかもしれない。
その瞬間の後悔は強烈だった。育ち具合を信じたかった反面、判断を先延ばしにした自分が悔しい。天気予報を見ながら、今日掘るべきか、明日にするか迷っていた時間が頭をよぎった。
当時は、水はけの悪さや病気ばかりを疑っていた。でも後から考えると、地上部が枯れてからも土に入れっぱなしにしたことで、水が入り込みやすくなっていた可能性が高い。そこに気づけなかったのは、経験不足だったと思う。
次に同じ状況になったら、迷わず試し掘りをする。完璧なタイミングを待つより、少し早めに動くほうが傷は浅い。あの年の茶色いニンニクの感触は、今でも手に残っている。
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