園芸の失敗談データベース
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ニンニクの葉が虫に食われてオルトラン水和剤を散布するまで迷い続けた話

2026-01-24

ニンニクの葉に穴が空いているのに気づいたのは、植え付けからしばらく経った頃だった。朝の畑で、葉の縁が不自然に欠けているのを見て、胸がざわついた。ネキリムシなら切られるはずなのに、そうではない。近くのほうれん草やチンゲンサイはヨトウムシにやられていて、嫌な予感しかしなかった。

何が食べているのかわからないまま数日悩んだ。被害は小さい気もするし、放っておいていいのか、今のうちに手を打つべきか判断できなかった。結局、オルトラン水和剤を散布したが、散布中も本当に必要だったのか自問自答していた。薬剤の匂いと、霧状になった葉の濡れた感じが妙に印象に残っている。

振り返ると、被害の程度を冷静に見られていなかったと思う。虫=即対処という思い込みが強く、様子を見るという選択肢をほとんど考えなかった。ニンニクは意外と強いという実感が、その時はなかった。

今なら、被害の進行をもう少し観察してから判断すると思う。どの虫か特定できない不安が、行動を早めすぎた原因だった。

葉の小さな穴一つで、こんなにも気持ちが揺れるとは思わなかった。育てるより、判断するほうがずっと難しかった。



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