園芸の失敗談データベース
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初雪の中でホワイト6片の葉が黄ばんで見えて不安になった冬越し前の話

2026-01-24

東北でホワイト6片を育てていて、初雪が降った頃のことだった。例年なら葉が10センチほど伸びて2枚は展開している時期なのに、その年は明らかに小さく、色もどこか黄ばんで見えた。雪がうっすら積もった畑で、冷たい空気の中、葉先を指で触ったときの頼りなさが忘れられない。

この状態で収穫までいけるのか、不安しかなかった。遅く植え付けたせいだと自分を責めて、春まで待つと言い聞かせながらも、頭の中では失敗の二文字がぐるぐる回っていた。葉が雪で潰れたら終わりなんじゃないか、根も十分に張っていないんじゃないかと、根拠のない想像ばかり膨らんだ。

今思うと、冬前の姿だけで判断しようとしていたのが間違いだった。寒冷地では地上部が一度やられるのは珍しくないことを、その時は実感として理解していなかった。葉が育たない=失敗という短絡的な考えに支配されていた。

見直すべきだったのは、地上より地下を見る意識だったと思う。根が張れているかどうか、冬を越す準備ができているか。葉の見た目だけで一喜一憂しても、状況は何も変わらなかった。

雪の中の小さな葉を見つめながら、待つしかない時間の長さを感じていた。育てているつもりでも、実際は試されていたのは自分の我慢だった。



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