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深さ30cmプランターで紅はるかを育てた結果…葉だけ立派で芋が太らなかった失敗記録

2026-01-25

5月末、ベランダで紅はるかをプランター栽培した。使ったのは深さ30cmほどの大型プランターで、見た目には十分そうだった。梅雨から夏にかけて蔓は勢いよく伸び、葉も濃い緑で元気いっぱいだった。正直、この時点では成功を確信していた。9月に入っても葉は衰えず、「これは豊作だ」と期待が膨らんだ。

10月に入って掘り上げてみると、出てきた芋は最大でも7〜8cmほど。拍子抜けするほど小さかった。土をかき分けても、それ以上のサイズは出てこない。あれだけ茂っていた蔓とのギャップに、しばらく呆然と立ち尽くした。

悔しさと同時に、恥ずかしさもあった。葉が立派=成功だと思い込んでいた自分が情けなかった。プランター栽培でもいける、とどこかで見た情報を鵜呑みにして、自分の環境を冷静に見ていなかった。狭い土の中で、芋が太る余地がなかったのだと思う。

当時は「深さ30cmあれば十分」という数字だけを信じていた。畝高や土量の重要性を実感として理解していなかったし、比較対象も持っていなかった。地上部ばかり見て、地下で何が起きているかを想像できなかったのが原因だった。

振り返れば、プランター栽培を選んだ時点で収量を欲張りすぎていた。来年は畝を高くするか、最初から地植えにするつもりだ。あの小さな芋は、環境を甘く見た結果だったと思っている。



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