紅はるかをプランター栽培したらゴボウみたいになった失敗談|肥料を控えすぎた結果
2026-01-25
夏の終わり、紅はるかの蔓をプランターに埋めて育てていた。蔓ボケが怖くて、使い古しの土を選び、肥料はほとんど入れなかった。日当たりは夏場は問題なかったけれど、秋に入ると直射日光はほぼ当たらなくなった。それでも葉はそこそこ茂っていて、「まあ育ってるし大丈夫だろう」と思っていた。10月後半、そろそろ掘ってみようとスコップを入れた瞬間、嫌な予感がした。深いところから出てきたのは、細くて長い、ゴボウみたいな芋だった。
掘り出した芋を見て、思わず笑ってしまった。笑うしかなかった。紅はるか特有のずんぐりした形はなく、割れた小芋が数本。期待していた分、肩の力が一気に抜けた。「やっぱりか」という気持ちと、「何が足りなかったんだろう」という疑問がぐるぐる回った。
そのとき感じたのは、失敗した悔しさよりも、よく分からない不安だった。肥料を入れすぎるのが怖くて控えたけれど、控えすぎたのかもしれない。蔓の先は脇芽みたいになって小さくまとまっていて、元気がないようにも見えた。判断が全部中途半端だった気がした。
当時は「さつまいもは痩せた土がいい」という言葉だけを信じていた。日照や生育後半の環境変化、最低限の養分のことをほとんど考えていなかったと思う。プランターという限られた環境なのに、地植えと同じ感覚で考えてしまったのが原因だった。
今なら、怖がりすぎずに程々を意識すると思う。何も入れないのが正解じゃなかった。あの細い芋を握った感触は、極端な判断の結果そのものだった気がする。
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