紅はるかが甘くならない原因は保存だった 1か月で食べて後悔した追熟不足の体験談
2026-01-25
家庭菜園で収穫した紅はるかを、1か月ほど置いてから焼き芋にしたことがある。見た目は悪くなく、期待しながら家庭用焼き芋器に入れた。焼き上がりの香りはそれなりに甘そうだったが、割ってみると蜜は少なく、口に入れた瞬間、思ったほどの甘さを感じなかった。市販の紅はるかと比べてしまい、同じ品種なのにどうしてこんなに違うのかと疑問ばかりが残った。
正直、がっかりした気持ちが強かった。手間をかけて育てた分、期待値も高かったのだと思う。家族にも「甘いよ」と言って出した手前、反応をうかがってしまった。自分の育て方が悪かったのか、土のせいか、それとも焼き方なのか、原因が分からずモヤモヤした。
後になって知ったのは、紅はるかは十分な追熟期間が必要だということだった。当時は「1か月も置けば十分だろう」と勝手に判断していた。デンプンが糖に変わる過程や、気温と保存環境の影響を、実感として理解していなかった。寒さに当てることが重要だという話も、後から聞いて納得した。
今思えば、保存場所にも問題があった。台所近くの比較的暖かい場所に置いており、追熟に適した環境ではなかった可能性が高い。甘くならない理由を調理で誤魔化そうとしたが、根本は保存だったのだと後で気づいた。
芋をかじりながら、焦って食べるほど損をする作物もあるのだと独り言が出た。待つことも栽培の一部だったのに、その余裕がなかった。
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