白いサツマイモが全然甘くならない|熟成すれば何とかなると思い込んだ失敗体験
2026-01-25
収穫したサツマイモを切ったとき、中がやけに白くて嫌な予感がした。品種は紅はるかのはずだった。10月中旬、晴れが続いていたから状態は悪くないと思っていた。掘りたてを新聞紙に包んで、風通しのいい納屋で寝かせた。1週間、2週間、1カ月。楽しみにして焼き芋にしたけれど、甘くない。ホクホクでもなく、ただパサっとしていて、じゃがいもみたいな味だった。焼き方が悪いのかと思って、低温で時間をかけたり、逆に短時間で焼いたりもしたけど、結果は同じだった。
そのうち、「これ、熟成すればどうにかなるやつじゃないな」と思った。何回焼いても期待した甘さにならない。切るたびに白さが目に入って、がっかりする。紅はるかなら甘くなるはず、という思い込みが強すぎた。
正直、かなり落ち込んだ。時間も手間もかけて育てたのに、外れを引いた気分だった。ネットで「白い芋でも寝かせれば甘くなる」と見た気がして、それを信じて待ち続けた自分が情けなかった。食べるたびに「まだ早いだけかも」と期待して、裏切られるのを繰り返していた。
今思うと、芋の段階で質が違っていたんだと思う。同じ株でもばらつきが出ることがある、という話を後から知った。低温障害や栄養の偏りがあっても、見た目だけでは分からなかった。当時は「紅はるか=必ず甘い」という前提でしか見ていなかった。
次は、切った段階で白すぎるものは割り切るつもりだ。全部が理想通りになるわけじゃない。そう思えるまでに、結構時間がかかった。
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