紅はるかが筋っぽくなった年 高温と乾燥を軽く見た夏の失敗体験
2026-01-25
子ども会用に紅はるかを育てていた年、例年通りの管理をしていたつもりだった。しかし収穫してみると、芋は見た目こそ普通でも、切った断面に筋が多く、食感も硬かった。夏は記録的な高温と乾燥が続いていたが、いつものことだろうと深く考えていなかった。畑の土は表面が乾き、踏むと軽い音がする状態だった。
子どもたちに掘りたてを食べさせた時、思ったほど甘くなく、反応もいまひとつだった。楽しみにしていた分、その空気が少し気まずく感じられた。自分の管理が原因ではないかと、胸の奥がチクっとした。
振り返ると、その年の環境は明らかに例年と違っていた。高温と乾燥が続く中で、芋が受けたストレスを軽視していた。いつもと同じやり方が通用すると思い込んでいたことが、判断を鈍らせていたのだと思う。
もっと早い段階で土の状態や葉の変化に目を向けるべきだった。水分管理や畝の状態を見直す余地はあったはずだが、忙しさを理由に後回しにしてしまった。
筋っぽい芋を前にして、天候に合わせて考えを変える柔軟さが足りなかったと感じた。自然は毎年同じ顔をしない。それを忘れていた自分への、静かな反省だった。
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