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キュアリングした紅はるかが黒く柔らかく腐った…車庫保存で起きた低温トラブル体験

2026-01-25

11月中旬、収穫して1か月ほど経った紅はるかを保存していた。段ボールに新聞紙を巻き、車庫の隅に置いておいた。外気は朝晩10度を切る日もあり、車庫はコンクリート床で底冷えする感じだった。触ると箱全体がひんやりしていたけれど、「新聞紙で包んでいるから大丈夫だろう」と深く考えなかった。ある日、一本取り出してみると、表面が妙に柔らかく、指で押すと沈む感じがした。

切ってみた瞬間、嫌な予感が現実になった。中が黒ずんでいて、匂いも少し酸っぱい。頭が真っ白になった。せっかくキュアリングしたつもりだったのに、腐らせてしまったのか、と呆然とした。自分の中では「保存は成功している」という前提があっただけに、ショックは大きかった。

その日は気持ちが沈んだ。箱を開けるのが怖くなって、他の芋を見る勇気が出なかった。全部ダメになっていたらどうしよう、という不安が膨らんだ。車庫での保存は便利だったし、今まで他の野菜では問題がなかったから、同じ感覚で扱ってしまった自分を責めた。

当時は、さつまいもが低温に弱いという感覚が甘かった。13度以下になると傷みやすいという話は聞いたことがあったのに、「多少なら平気だろう」と都合よく解釈していた。車庫は昼夜の温度差も大きく、冷気にさらされやすかった。その環境が芋にとっては致命的だったんだと思う。

今なら、保存場所を最優先で見直す。段ボールと新聞紙だけに頼らず、室内の温度が安定した場所に置くべきだった。便利さを優先した結果の失敗だったと感じている。



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