白や黄色なら安全だと思っていたら…パンジーがヒヨドリに食われた冬ベランダの失敗体験
2026-01-26
12月中旬、関東のマンションベランダで育てていたパンジーが、ある朝いきなり無残な姿になっていた。前日の夜は特に荒天でもなく、霜が少し降りた程度。水やりも控えめで、土の状態も悪くなかった。黄色と白を中心にした寄せ植えで、冬でも明るくなるように選んだ配色だった。朝、カーテンを開けた瞬間、花弁がちぎれたように散っているのが見えて、頭が一瞬真っ白になった。
最初は霜焼けかと思った。でも触ると食いちぎられたような断面で、茎は残っている。犯人がわからないまま、しばらくベランダに立ち尽くしていた。せっかく園芸店を何軒も回って選んだ株だったし、年末の寒さの中で少しずつ大きくなってきたのを見ていたから、正直かなりショックだった。なんでうちだけ、という気持ちもあった。
あとから振り返ると、近所でヒヨドリをよく見かけていたのに、「白や黄色は映えるけど安全」という曖昧な思い込みがあった。紫は大丈夫、という話もどこかで聞いた気がして、完全に油断していた。香りの強さや咲き具合で狙われることもあるなんて、その時は考えもしなかった。
今なら、色だけで安心しない、置き場所も含めて考えるべきだったと思う。特にベランダの手すり付近は鳥が止まりやすい。対策を何もせずに「大丈夫だろう」と思っていた自分の判断が甘かった。被害を受けてからネットで調べたり、周囲に聞いたりするのは、いつも後手だ。
結局、その鉢は切り戻して様子を見ることにした。食われた花を片付けながら、冬の空気の冷たさと、少し湿った土の匂いがやけに印象に残っている。パンジーは強い、と言われるけれど、守る側の油断が一番の敵だったんだと思う。
パンジーの記事をまとめて見る
タグ