白鳳の袋掛けを梅雨に入ってからやって全滅。雨ざらし栽培で起きた落果の混乱
2026-01-27
鉢植えの白鳳が二年目でたくさん実をつけた年だった。摘果して六個に絞り、毎朝様子を見るのが楽しみだった。六月下旬、梅雨に入ってから桃は袋掛けするものだと知り、慌てて白鳳用の果実袋を用意した。雨の合間、しっかり防除して乾かしてから掛けたつもりだった。
袋を掛け終えたあとは、これで安心だと肩の力が抜けた。独り言で「遅かったけど、やらないよりマシだ」と自分を納得させていた。しかし十日ほどして確認すると、袋ごと実が落ちていたり、中で腐っているものばかりだった。指で触れると柔らかく、嫌な匂いがした。
一気に全部失ったショックは大きかった。袋を掛ける前は、多少虫食いはあっても育っていた。それが袋を掛けた途端に全滅したように見えて、頭が混乱した。自分のせいなのか、梅雨のせいなのか分からず、ただ落ち込んだ。
後から振り返ると、袋掛けのタイミングが遅く、すでに病気の兆候が出ていた可能性が高かった。袋の中に湿気を閉じ込めたことで、悪化させたのかもしれない。当時は「袋掛け=正解」という思い込みが強く、状態を見る余裕がなかった。
今なら、袋を掛けない選択肢もあると分かる。無袋で多少見た目が悪くても収穫できる場合もある。袋は手段であって目的ではない。その考えに至るまで、白鳳の実を全部落とす必要があったのが、正直つらかった。
白鳳の記事をまとめて見る
タグ