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ニラの花芽を摘むのが遅れて硬くなった失敗談|花ニラはいつ切るべきだったのか迷い続けた話

2026-01-28

正直に言うと、あのときは「まあ、まだ大丈夫だろ」って思っていた。ニラの花芽が上がってきたのに、収穫を先延ばしにしてしまった。その結果、硬くなった花茎を前にして、包丁を持ったまま立ち尽くした自分がいた。噛めないほどじゃないかもしれない、でも明らかにいつものニラとは違う感触だった。

場所は関東の住宅地、5月下旬。前の週は雨が多くて畑に出るのが億劫だった。晴れた日にまとめて収穫しようと考えていたら、花芽は一気に伸びていた。指で曲げてみると、途中で「ポキッ」と嫌な感触があった。あの柔らかいシャキッとした感じが、もうなかった。

その瞬間、「あー、やっちゃったな」と声が出た。花が咲く前なら大丈夫だと思い込んでいた自分が情けなかった。花ニラは貴重だから、できるだけ大きくしてから…そんな欲が出た。結果、硬くて使い道に困り、結局半分以上を捨てることになった。

今思えば、花芽が小さい段階で迷わず切るべきだったんだと思う。でも当時は「いつが正解か」なんて分からなかった。ネットを見ても曖昧で、実際に触った感触を信じきれなかった。毎日見ているはずなのに、成長の早さを甘く見ていた。

後から振り返ると、柔らかさは目じゃなく手で判断するしかなかった。しなやかに曲がるかどうか、それだけだった。花を見たい気持ちと食べたい気持ち、その間で迷って動けなかった自分のミスだ。次は「ちょっと早いかな?」と思った時点で切る。それしかない、と今は思っている。



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