園芸の失敗談データベース
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秋じゃがで種芋をカットしたら全滅した体験談|芽が出ないまま腐った原因を掘り返して気づいた

2026-01-29

「春は切っても大丈夫だったし、今回もいけるだろう」そんな軽い気持ちで、スーパーで買ったじゃがいもをカットして植えた。植え付けは8月下旬。数週間たっても芽が出ず、嫌な予感がして掘り返した瞬間、指が止まった。芋がぐずっと崩れて、溶けたようになっていた。「うわ…」と思わず声が漏れた。

土の中はまだ熱がこもっていて、触るとじっとり湿っていた。見た目は普通の土でも、掘り進めるほど腐敗臭が強くなる。切り口から一気に傷んだのがはっきりわかった。秋じゃがは厳禁、という言葉を後から知って、「先に知りたかった」と思った。

芽が出ない日が続く間、「もう少し待てば…」と自分をなだめていた。でも内心では、不安でいっぱいだった。掘るのが怖くて、でも掘らないと確認できない。その迷いが一番つらかった。「大丈夫だと思いたい」気持ちだけで時間を使ってしまった。

なぜこんな失敗をしたのか。春と同じ感覚で考えていたのが原因だった。気温も土の状態も違うのに、成功体験に引っ張られていた。当時は、季節の違いを軽く見ていたと思う。

今なら、少量でも試し掘りをして様子を見る選択ができたはずだ。全部を賭けるような植え方は、結果的に何も残らなかった。あの腐った感触は、今でも忘れられない。



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