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柿の葉が一気に落ちて実を諦めた年|落葉=不作だと思い込んだ初心者の勘違い

2026-01-29

9月末までは青々としていた柿の葉が、10月に入ってから急に落ち始めた。朝掃いても翌日にはまた落ち葉が増え、足元で乾いた音を立てて砕ける。葉には病斑もなく、触るとパリパリしていて、ただ日差しが強すぎた年だった気がする。落ちた葉は数日すると真っ黒になり、余計に不安を煽った。

その時点で、木に残っていた実はまだ青柿のまま。葉が落ちる=実もダメ、という思い込みが頭を支配して、「今年は諦めだな」と勝手に決めつけてしまった。水やりも見回りも雑になり、正直、気持ちが切れていた。指で実を押すと硬く、冷たくて、希望が持てなかった。

でも近所を見渡すと、放置されている柿の木ほど、葉がほとんど無いのに実だけはたくさん残っている。その光景を見たとき、妙に胸がざわついた。自分の木は手入れしているのに、なぜ、と比べてしまった。

後から考えると、落葉=即失敗と決めつけたのが一番のミスだった。葉の状態や落ち方、その後の実の変化を見ずに、先回りして諦めてしまった。あのとき、もう少し様子を見ていれば、違う判断ができたかもしれない。焦りと決めつけが、結果的に一番もったいなかった。



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