渋柿の渋抜きが安定しない…アルコール濃度と温度を甘く見た失敗談
2026-01-29
渋柿の渋抜きは、毎年なんとなくやっていた。ホワイトリカーにヘタを浸して袋に入れる、それだけ。でも年によって、抜ける早さも仕上がりも全然違う。「今回は早いな」「まだ渋い?」と毎回不安になる。
11月の作業。気温は10度前後。35度のホワイトリカーを使い、袋に入れて常温放置。三日で抜けた年もあれば、二週間かかる年もあった。硬さを保ちたくて冷蔵庫に入れたら、今度は一ヶ月経っても微妙だった。
そのたびに、「失敗したかも」と胃がキュッとなる。触って確かめ、匂いを嗅ぎ、少しかじっては顔をしかめた。「三秒くらいは美味いんだよな…」と苦笑いしたこともある。
原因を振り返ると、温度とアルコールの役割を感覚で処理していたこと。気温、柿の大きさ、保存場所。その影響を軽く見ていた。
今は、同じ方法でも条件で結果が変わると理解している。あの不安定な渋抜きの経験がなければ、ここまで考えなかったと思う。失敗しながら覚えるものだ、と自分に言い聞かせている。
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