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秋なのにスモモが咲いた…季節外れ開花に気づいて混乱した庭植え4年目の失敗体験

2026-01-30

正直なところ、今はもう「まあそういう年もあるか」と思っている。でも、そのときは本当に頭が真っ白だった。庭を一周して水やりをしていたら、落葉しかけのスモモに白い花が混じっているのを見つけた瞬間、「え?今?」と声が出た。嬉しいとか以前に、変な汗が出た。間違いなく秋だったし、朝晩はひんやりしていた。

その年は気温の乱高下が激しく、真夏はスモモが夏バテで葉がヨレヨレ、触ると乾いた紙みたいな感触だった。埼玉の住宅地で、9月下旬。昼は妙に暑く、夜は急に冷え込む日が続いていた。そんな中で、花芽らしき丸い芽が膨らみ、数日後にはポツポツと咲き始めた。落葉も進んでいたから、余計に異様に見えた。

「これ大丈夫なのか」「来年の花芽を無駄にしてるんじゃ…」と不安ばかりだった。ネットで検索しても“狂い咲き”という言葉は出てくるけど、うちの木のことを言ってるわけじゃない。風が吹くたびに花びらが散って、地面に張り付くのを見ると、「かわいそうだな…」と勝手に落ち込んだ。

今思えば、その年は水やりも施肥もバラバラだった。猛暑で弱っているのに、涼しくなった気がして寒肥の時期を意識し始めたり、完全に季節感を木と共有できていなかった。自分の都合で管理していたのに、異変が出た瞬間だけ慌てていたんだと思う。

あとから振り返ると、「咲いた」という事実だけに振り回されすぎていた。木全体の状態、葉の色、枝の張り、全部を見て判断すべきだったのに、花だけ見て右往左往していた。「おかしいだろ、どう考えても」と思ったけど、一番おかしかったのは自分の管理の軸のなさだった。



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