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フェイジョア幼木で花だけ咲いて実がならない…人工授粉を逃した春の失敗体験

2026-01-30

「花はあんなに咲いたのに、今年も実が付かないかもだ…」と鉢の前で立ち尽くした。結果だけ見ると、フェイジョアは元気そうに見えるし、葉もつやつやだ。でも、なんとなく腑に落ちないまま春が終わっていった。結局その年も、収穫できる実はゼロだった。初心者の自分には、花が咲けば半分成功だと思っていたけど、そんな単純な話じゃなかったんだな、と後から思った。

場所は関東の住宅地で、2023年の4月から5月にかけてのこと。品種違いでフェイジョアを2本植えて、2回目の春だった。花はそこそこ咲いたのに、開花時期に限って雨の日が多く、気づけば花が落ちていた。人工授粉をしようと思ってはいたものの、雨続きでタイミングを完全に逃してしまった。晴れ間を待っているうちに、花の盛りは終わっていた。

正直かなりがっかりした。「またダメか…」「今年はいけると思ったのに」と、鉢を見るたびにため息が出た。フェイジョアは強い果樹だと聞いていたから、受粉もなんとなく自然に任せて大丈夫だと思い込んでいたのが悔しい。虫があまり飛ばない住宅地だという現実を、ちゃんと考えていなかった。

当時は、花が咲く=実が付く、という単純なイメージしかなかった。開花期の天気や、受粉を助ける虫の少なさまで気が回らなかったんだと思う。雨の日が続くと、人工授粉をする気力も削がれて、「まあいいか」と後回しにしてしまった。その判断の積み重ねが、この結果だった。

今振り返ると、開花が始まった時点で天気を見ながら動くべきだったと思う。晴れ間が少なくても、短時間でも作業する覚悟が必要だった。フェイジョアは放っておいても育つけど、結実だけは別物だと身に染みた春だった。



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