園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

オオスカシバに丸坊主にされたクチナシ|オルトランの効き目切れに気づけなかった夏の後悔

2026-01-30

夏の始まり、葉が青々としていたクチナシが、数日のうちに見る影もなくなった。朝、水やりをしながら違和感はあった。葉の縁がギザギザで、地面に緑の粒が落ちていた。湿った土の匂いと、葉の青臭さが混じって、嫌な感じがした。オルトランDXは撒いていたし、大丈夫だと思い込んでいた。

「たぶん効いてるはずだ」と、自分に言い聞かせていた。薬剤は万能だと、どこかで信じていた。効き目が切れるタイミングなんて、正直考えたこともなかった。今思えば、完全に油断だった。

気づいたときには、葉がほぼなくなっていた。裏を返すと、太く育ったオオスカシバの幼虫が張り付いていて、ぞっとした。指先が冷たくなって、しばらく動けなかった。もっと早く気づいていれば、と何度も思った。

なぜ失敗しやすかったかというと、「撒いた=安心」という思い込みが強すぎたからだと思う。害虫は突然来るし、しかも静かに食べる。毎日見ているつもりでも、見ていなかった。

後から考えると、葉の食べ跡やフンにもっと敏感になるべきだった。薬剤だけに頼らず、目で確認する意識が足りなかった。それを怠った結果だと、今は思っている。



クチナシの記事をまとめて見る