クチナシが丸裸に…オオスカシバ(オスカー)に毎日悩まされた夏の失敗記録
2026-01-30
正直、心が折れかけた夏だった。朝見ると新芽がかじられ、夜にはフンが落ちている。探しても見つからず、次の日にはさらに被害が広がる。「またか…」という独り言が日課になっていた。クチナシの香りが好きで育てているのに、そのクチナシがどんどんボロボロになっていくのがつらかった。
場所は九州、鉢植えのクチナシ。6月から9月にかけて、オオスカシバの幼虫が断続的に発生した。卵は1ミリほどで見落としやすく、3日油断すると孵化している。葉の先が微妙に欠けているのを目印に探すけど、老眼もあってなかなか発見できない。触ると葉がベタつき、夏の湿気と混ざった匂いが嫌に残った。
感情的には、「なんでこんなに執着されるんだ」という怒りと、「自分が世話しきれないのでは」という不安が交互に来ていた。毎朝の卵チェックが義務みたいになって、楽しみだったはずの園芸が苦行に変わっていた。丸裸覚悟で放置するか、本気で悩んだ。
当時は、被害をゼロにしようと考えすぎていたのだと思う。完璧に防ごうとすればするほど、見逃したときのダメージが精神的に大きかった。オスカーが来る時期やペースを体感で理解する前に、消耗してしまっていた。
後から思うと、「全部守る」ではなく「ある程度許す」考え方も必要だった。被害が出る前提で観察する余裕があれば、気持ちも少し違ったかもしれない。結果的にネットやスプレーに頼る年もあったけれど、あの夏の疲労感は今でもはっきり覚えている。
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