里芋は水やり不要と信じて葉が縮れた話|猛暑と空梅雨で起きた初心者の勘違い
2026-02-08
「里芋は水をやらなくても育つ」そんな言葉を信じていた。今年は空梅雨で雨が少ないとは聞いていたが、夜露で土が湿っているから大丈夫だと思い込んでいた。結果として葉は縮れ、色が抜け、触ると紙みたいにパリッとしていた。ああ、やってしまったな、という独り言が出た。
7月下旬、連日35度近い猛暑。畑は小高い山の上で風はあるが、日差しは強烈だった。表土は一見湿っているようでも、株元を掘ると中は乾いていた。雨は月に数回、しかも短時間。畝の周囲は砂埃が舞うほどで、里芋の大きな葉だけが不自然に元気を失っていた。
葉が反り返り、垂れ下がる姿を見るたびに不安が増した。「水不足なのか?肥料か?」と毎朝畑で立ち尽くした。水をやると一時的に持ち直すが、翌日にはまた萎れる。その繰り返しで、正直しんどかった。
思い切って水やりの量を変えた。毎朝、バケツで株元がぬかるむほど与えた。さらに畝全体にも水を行き渡らせた。数日後、葉の張りが戻り、新葉が中央から顔を出した。「やっぱり水だったか」と少し救われた気持ちになった。
当時は夜露があるから十分だと思っていたが、それは表面だけの話だった。猛暑と風で蒸散が激しく、里芋の要求量に全く足りていなかったのだと思う。動画や人の話をそのまま当てはめたのも原因だった。
振り返ると、土の中まで確認するべきだった。葉の様子だけで判断せず、株元の湿り気や気温を考える必要があった。里芋は水が好きだ、これは本当だった。
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