園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

キャベツが割れた春|急な暖かさと雨で裂けた結球に呆然とした話

2026-02-10

割れた瞬間を見たわけじゃない。それでも、見た時は声が出なかった。

先週まで寒かったのに、急に暖かくなって雨が降った。畑のキャベツは順調に巻いていると思っていた。翌朝、外葉をめくると、中心に亀裂が入っていた。触ると湿っぽくて、生臭い匂いが少しした。

「うそだろ…」と、その場で立ち尽くした。期待していただけに、ショックが大きかった。包丁を入れる気にもなれず、しばらく眺めていた。

結局、割れたキャベツはトウ立ちさせて菜花を食べることにした。食べられないわけじゃない。でも、キャベツとして収穫できなかった事実が重かった。

なぜ割れたのか、後から考えた。急激な気温上昇と雨で一気に水を吸ったのだと思う。当時は天気予報を見ても、「まあ大丈夫」と軽く考えていた。

今なら、早めに収穫する選択肢もあった。完璧なタイミングを待ちすぎた結果だった。畑で一人、「欲張りすぎたな」と呟いたのを覚えている。



キャベツの記事をまとめて見る