ゼラニウムの葉が白っぽくなり上から枯れた失敗談|春に植え替えた3年目株が真夏に弱った理由を後悔
春に植え替えた3年目のゼラニウムが、夏の終わりに急に元気をなくした。葉は色が抜けたように白っぽくなり、上の方からカサカサと枯れていく。株元には小さな新芽があるのに、全体は竹ぼうきみたいにスカスカで、「もう終わりかもしれない」と不安になった。触れると葉がぱらりと落ちる。その感触が怖かった。
8月中旬、日中34〜35度の真夏日が続く中、私は置き肥を控えていた。粒状の肥料を置きたい気持ちはあったが、「暑い時期はやめた方がいい」と聞いたことが頭にあったからだ。水やりも迷い続けた。少し涼しくなった夕方にガンガンあげても大丈夫なのか、それとも我慢するべきなのか。土が黒いときは控え、乾いているときだけ与えるようにしたが、それでも株は徐々に弱っていった。
毎朝ベランダに出るのが怖くなった。「なんとか耐えてくれ」と声をかけながら、1日1本ずつ枯れ枝を切った。がっつり切り戻したいのに、切った瞬間に力尽きるのではないかと躊躇した。手に伝わる茎の硬さで生死を探るような日々だった。
9月に入り、夜が少しだけ涼しくなった頃、根元の太い枝から新芽がはっきりと伸びてきた。思い切って反日陰へ移動し、様子を見ながら少量の置き肥をした。数週間後、ようやく葉色が戻り始めたが、完全に元の姿にはならなかった。
当時は「春に植え替えたから安心」と思い込んでいた。新しい土だから根は元気なはずだと。でも、猛暑のダメージは想像以上で、3年目の株は体力が落ちていたのかもしれない。私はそのサインを見逃していた。
今は、葉色の変化や上部の枯れ込みを軽く見ないようにしている。白っぽい葉はただの栄養不足ではなかった。暑さで消耗していたのだ。あの夏、もっと早く遮光を強めるか、思い切って強剪定していれば違ったのかもしれない。後悔は残るが、あの経験が今の慎重さにつながっている。
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