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盆栽用の殺虫剤を同じ種類ばかり使って効かなくなった失敗

2026-01-18

去年の夏、黒松と真柏の鉢にツツジグンバイらしき虫が付き始めた。私は慌ててベニカスプレーを何度も散布した。6月から9月まで、ほぼ毎週のように同じ薬剤をかけ続けた。気温は30℃超えで、薬の匂いがむわっと立ちこめる中、ひたすらシュッシュしていた。

最初は効いている感じがしたのに、8月頃には虫が全く減らなくなった。葉裏を見ると、白い点々の被害が広がっている。あんなに散布したのに、と頭が真っ白になった。薬剤代も馬鹿にならないし、「これ、間違った使い方だったのかも」と情けなくなった。

後で調べると、同じ薬剤を連続で使うと耐性が出てしまうと知った。私はただ「効きそうだから」と使い続けていただけだった。ローテーションという発想がなかった。しかも、強い日差しの中で散布したせいで、木自体も弱っていた気がする。

本来なら、スミソンやカダンなど、違う成分の薬剤を交互に使うべきだった。観察も足りなかった。効かなくなってから対策を考えるなんて、遅すぎたと思う。

あの夏以降、薬剤は数種類を揃えるようにした。同じ失敗はもうしたくない。虫よりも、自分の無知が一番怖かった。



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