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エゾマツを関東の夏で枯らしかけた体験記

2026-01-18

数年前から育てているエゾマツの小品盆栽が、この夏の関東の暑さで急に元気をなくした。鉢の乾きは遅い方だったので安心していたが、7月の後半から葉色が薄くなり、触るとカサカサで勢いがなくなっていった。東京のベランダは室外機の熱もあり、空気はじっとりしていて、鉢の温度もかなり上がっていた。

毎日様子を見ているつもりだったのに、気づいた時にはもう枯れかけている状態だった。葉が落ち始めたときは、心臓がドキッとして、どうしていいかわからなくなった。長く育ててきた木が、環境の変化だけで弱っていくのを見るのは、本当に辛い。

後から考えると、エゾマツはすでに関東の夏越しが難しい樹種になっていた。私は過去の経験だけを頼りにしていて、最近の気候変動に対応できていなかった。

今なら、強めの遮光をして、鉢に布を巻いて温度上昇を抑えるなどの工夫をしただろう。水やりの回数も、朝5時、8時、夕方17時、20時と細かく分ける必要があったのだと思う。自動潅水の導入も、もっと早く考えるべきだった。

幸い、頻繁な水やりと遮光で持ち直したが、少しの油断で完全に枯れていたと思う。盆栽は環境との戦いだと改めて実感した。暑さ対策を怠らないこと、それがこの木から教わった一番大きなことだった。



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