園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

かぼちゃミバエに気づかず収穫が全滅…実の中がウジだらけだった体験

2026-01-19

7月下旬、梅雨明け直後の蒸し暑い日だった。家庭菜園で特濃こふきカボチャを育てていた。外見は順調で、ソフトボール大まで実が育っていた。ところが収穫して包丁を入れた瞬間、変な音とともに中から白い幼虫が飛び出してきた。さらに切り進めると、果肉の奥まで無数のウジが入り込んでいた。皮はきれいなのに、完全に中身が食われていた。あれが、かぼちゃミバエの被害だったと後でわかった。去年も少し傷んだ実があったが、ただの暑さのせいだと思っていた。まさか虫が中にいるなんて想像もしなかった。

あの時の衝撃は言葉にならない。収穫したカボチャを並べて喜んでいたのに、全部が食べられない状態だった。包丁を持つ手が震えた。切るたびに幼虫が出てくる光景が気持ち悪くて、吐き気がした。せっかく広い面積を使って育てたのに、全部廃棄。畑で踏みつけた時のぐしゃっとした感触が忘れられない。収穫直前まで気づけなかった自分の管理の甘さが悔しかった。

なぜこんな失敗が起きたのか。原因は単純で、外見だけで判断していたこと。ミバエの被害は外からはわからない。切って初めて発覚する。音でわかるという人もいるが、自分には無理だった。被害を軽く見て、「まあ多少はいいか」と思っていたのがいけなかった。実が柔らかくなるのは暑さだけでなく、虫害や病気の可能性もあるのに、それに気づかなかった。

振り返れば、防虫ネットや袋掛けをすべきだった。ウリハムシやミバエの存在を意識していなかった。農薬は使わない主義だったが、少なくとも早期の点検や予防対策は必要だった。自分は「カボチャは放置でも育つ」という考えに甘えていた。

その年の収穫はゼロだった。見た目が立派でも、安心できないんだなと痛感した。あのウジの動く感触、今でも夢に出る。かぼちゃ栽培は楽しいけど、あれ以来ちょっと怖い。



かぼちゃの記事をまとめて見る