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住宅街の畑でカボチャが食い荒らされた…クマかイノシシかわからず怖くなった体験

2026-01-20

8月の朝、山の裏手にある畑へ行った。前日まで順調だった西洋かぼちゃが、跡形もなくなくなっていた。大きな実がごっそり消え、葉もつるも引き裂かれたようにぐちゃぐちゃだった。土は掘り返され、足跡のような凹みも残っていた。湿った土の匂いと、動物の体臭のような生臭さが漂っていて、ぞっとした。近くの公園も穴だらけで、同じ被害が出ていた。

何の動物なのか分からないのが一番怖かった。カモシカならまだいいが、クマだったらどうしようと不安になった。せっかく育てた実が消えたショックよりも、次に畑へ行くのが怖い気持ちの方が強かった。家族にも「もう行かない方がいい」と言われ、悩んだ。畑仕事は楽しいはずなのに、恐怖に変わってしまった。

当時は、防獣対策をほとんどしていなかった。柵も罠もなく、ネットも張っていなかった。大丈夫だと思っていたのだ。動物被害なんて、テレビの中の話だと思っていた。今思えば、油断だった。周囲が山に面している時点で、警戒するべきだった。

今なら電気柵やネットを設置する。実を新聞紙で包むとか、夜は見回りするなども考える。イノシシ対策の罠も必要だったのかもしれない。少しでも守る姿勢を見せれば、被害は違ったかもしれない。

畑のカボチャが消えたあの日、自然の厳しさを思い知った。自分の庭じゃなかったんだな。来年植えるかはまだ決めていない。でも、あの悔しさと怖さは、ずっと残りそうだ。



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