半額で買ったカボスと姫レモンの明暗 果樹苗を安さで選んだ初心者の失敗
2026-01-23
初夏のある日、ホームセンターの果樹苗コーナーで半額になっていたカボスと姫レモンを見つけた。どちらも3.5号ほどの鉢で、葉色はやや薄いが致命的には見えなかった。値引きシールを見ると、つい得した気分になり、深く考えずに両方購入した。外はすでに蒸し暑く、持ち帰るだけで汗だくになる気温だった。
植え付け後、カボスは何とか葉を保ったが、姫レモンは徐々に元気を失っていった。新芽が動かず、葉が落ち、触ると枝がしなっとしている。水やりの量を変えたり、置き場所を変えたりしたが改善せず、数週間後には完全に枯れてしまった。残った鉢を見て、なぜ片方だけ駄目だったのか分からず、かなり落ち込んだ。
今思えば、値引きされていた理由を考えなかったのが一番の失敗だった。果樹苗は草花よりも根や幹へのダメージが後から出やすい。流通の段階で水切れや高温にさらされていた可能性もあるし、品種ごとの強さの違いもあったはずだ。値段が安いからといって、同じ条件で育つと思い込んでいた。
次からは、果樹苗は時期と状態を優先して選ぶと思う。安さは魅力だが、長く付き合う植物ほど最初の状態が重要だと痛感した。見た目が似ていても、中身は全然違うことがある。
カボスが残った鉢を見るたびに、姫レモンのことを思い出す。半額という言葉に弱い自分の性格も含めて、園芸は学びの連続だと思った。
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