園芸の失敗談データベース
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桃の幹から樹液が出て焦った話 コスカシバ被害に気づくまでの勘違い体験

2026-01-26

夏前のある日、鉢植えの桃の主幹にベタッとしたものが付いているのに気づいた。透明っぽくて、触るとネバネバする。最初は樹液かな、と思ったけど、量が多いし、同じ症状が2鉢で出ていて不安になった。日中は蒸し暑く、樹皮の表面もじっとりしていて、嫌な予感しかしなかった。

そのときは、何か甘い匂いもして、変な話だけど、食べられるのか?なんて考えが頭をよぎった。結論としては、完全に現実逃避だったと思う。調べれば調べるほど、コスカシバという名前が出てきて、胸がザワザワした。

怖かったのは、幹の中に何かがいるかもしれないという想像だった。見えないところで食われている感じがして、鉢を見るたびに気持ち悪さが増した。ナイフで削るとか、幼虫を捕るとか、文字で見ると簡単そうだけど、実際にやるとなると躊躇した。

なぜ気づくのが遅れたのかというと、樹液=元気な証拠、という思い込みがあったからだと思う。害虫の可能性を考えたのは、かなり後だった。見慣れない症状を、都合よく解釈してしまっていた。

今思えば、早い段階で疑っていれば、もっと冷静に対処できた気がする。樹液が出ている=問題ない、ではない。そういう単純な話じゃないと、身をもって知った。果樹は黙って教えてくれない分、こっちが気づくしかないんだな、と強く感じた出来事だった。



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