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春ジャガ収穫で腐った芋の匂いに凹んだ話 大量収穫の裏のストレス

2026-01-27

たくさん採れたのに、素直に喜べなかった。掘り上げた瞬間に漂う、あの匂いで全部持っていかれた。

6月、気温が高い日が続いた後の収穫。土は少し湿っていて、掘るたびに芋がゴロゴロ出てきた。「今年は当たり年だ」と思った矢先、柔らかい感触の芋が混じっていた。割れた瞬間、鼻に刺さるような腐敗臭。思わず顔をしかめた。

その時の気持ちは、がっかりと虚しさだった。「またか…」。毎年ある程度の確率で出るのに、慣れない。匂いが手袋に残って、気分まで落ちた。収穫が楽しいはずなのに、途中から作業が苦痛になった。

なぜ起きやすいか。当時は深く考えていなかったけど、高温期の土中環境や、春作特有の条件が重なっていたんだと思う。ただ、その場では「自分の管理が悪かったのか」と自分を責めていた。

後から考えると、全部が完璧でも避けられない部分はある。量が多い分、リスクも増える。それでも、匂いの記憶は残る。「たくさん採れれば幸せ」という単純な話じゃないんだと、身に染みた。



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