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自家製種芋を何年も使い回したら芽が出ず、掘り返すか迷い続けた春の記録

2026-01-29

正直、「まだ出るかも」と期待していた。「信じれば出るはずだ」なんて自分に言い聞かせながら、畑を見るたびにため息が出た。何も出ていない畝を見るのは、思っていた以上に心が削られる。

4月中旬、去年収穫したジャガイモをそのまま種芋として使用した。同じ畝、同じ保存場所。芽出しはせず、そのまま植えた。周囲では芽が出始めているのに、自分の畑だけ静まり返っていた。土を触ると少し湿っていて、朝は冷たい。

「掘ったらダメかな」「でもこのまま何も出なかったら…」そんな迷いを何日も引きずった。掘り返す勇気もなく、ただ時間だけが過ぎていった。気持ちはずっと不安定で、畑に行くのが少し怖かった。

今思えば、自家製種芋を繰り返し使うことへの不安は最初からあった。それでも「去年は取れたし」という経験が判断を甘くした。同じ畝で連作していたことも、深く考えていなかった。

後からなら、芽出しをして状態を確認するか、数株だけ試し掘りすればよかったと思う。全部を信じ切る前に、確かめる勇気も必要だった。



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